脳血管障害、脳炎、髄膜炎、けいれん、意識障害などの急性神経疾患のほか、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、重症筋無力症などの神経筋難病、てんかん、頭痛、しびれ、ふらつきなど広範な神経筋疾患の治療を行っています。
薬物療法としては、多発性硬化症に対する急性期ステロイドパルス療法、再発予防のためのインターフェロン治療、ギランバレー症候群に対する免疫グロブリン大量療法なども行っています。
神経内科では、当院が総合病院である特色を生かし、各診療科と連携して神経筋疾患の治療にあたっています。
脳血管障害治療では放射線科・脳神経外科と協力し、入院時に脳MRI、CT、MRAなどの画像検査を速やかに行い、病態に即した急性期治療を行う体制をとっています。また当院リハビリテーションセンター(50床)と連携し、早期リハビリテーションによる後遺障害の軽減と退院後の在宅調整を行っています。
パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症などの神経変性疾患診療では薬物療法のみならず、リハビリテーションやかかりつけ医・訪問看護師・理学療法士との連携、在宅環境整備を行い、QOL(Quality
of Life)の改善に努めています。
神経疾患進行期における嚥下障害に対してはリハビリテーションセンターと連携し、嚥下障害の評価、リハビリテーションを行い、必要に応じて、消化器専門医による内視鏡的胃瘻造設術を行っています。
神経筋難病で、神経筋病理検査、遺伝子診断などの特殊検査が必要な場合及び診断が困難でセカンドオピニオンを得たい希望がある場合は、大阪大学医学部附属病院神経内科などに依頼、紹介しています。
脳梗塞の発症から3時間から6時間以内であって、意識障害を伴うなどの重症例で、緊急血管造影、血管内治療の適応症例は、国立循環器病センター脳血管内科または大阪大学医学部附属病院脳卒中科に依頼する方針にしています。
平成21年4月1日から平成22年3月31日
| 名称 | ICD小分類 | 退院患者数 | 平均在院日数 |
|---|---|---|---|
| 診療科全体 | 224人 | 29日 | |
| 脳梗塞 | I63,I66 | 87人 | 39日 |
| 一過性脳虚血発作 | G45 | 5人 | 6日 |
| てんかん | G40,G41 | 19人 | 22日 |
| パーキンソン病 | G20 | 19人 | 33日 |
| 前庭機能障害 | H813 | 6人 | 8日 |
| ウイルス性髄膜炎 | A87,B003 | 6人 | 7日 |
| 脳炎,脊髄炎 | A86,B021,G04 | 7人 | 38日 |
| 脊髄小脳変性症 | G31 | 2人 | 64日 |
| パーキンソン病関連疾患 | G90 | 2人 | 7日 |
| 多発性硬化症 | G35 | 6人 | 30日 |
| リウマチ性多発筋痛症 | M35 | 1人 | 22日 |
ICDはWHO(世界保健機構)による疾病、傷害および死因統計のための分類で、わが国でも厚生統計に用いられてる分類法です。
※ 平均在院日数は回復期リハビリテーションの在院日数を含んでいます。
さらに詳しい平成21年度の主な疾病統計、詳しい全科統計(PDFファイル:241KB)はこちらの表から参照できます。
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平成20年度の主な疾病統計、詳しい全科統計(PDFファイル:236KB)はこちらです。
平成19年度の主な疾病統計、詳しい全科統計(PDFファイル:71KB)はこちらです。
| 作成者 | 箕面市立病院 |
|---|---|
| 作成 | 平成23年(2011年)6月1日 |
| 更新 | |
| 期限 | なし |